新型コロナのワクチン詐欺にご注意、お金や個人情報を騙し取られます

2022年6月25日

2021.04.30のニュース記事

行政機関になりすましたワクチン詐欺に注意喚起。

井上消費者相「市町村等が、ワクチン接種のために金銭や個人情報を、電話やメールで要求することはありません」

消費者庁などによると、2月中旬以降、新型コロナのワクチン詐欺が疑われる相談が、少なくとも65件寄せられている。

市役所など行政機関になりすまし、電話やメールで「金銭を払えば優先的に接種できる」、「中国製の有料ワクチンがある」、「余ったワクチンを有料で案内する」などと言って、金銭や個人情報をだまし取ろうとする例が見られるという。

ワクチン接種は無料で、行政機関が個人情報などを電話で聞くことはないため、消費者庁は注意を呼びかけるとともに、相談窓口を開設している。

電話相談窓口は、「0120-797-188(新型コロナワクチン詐欺ホットライン)」まで。

新型コロナのワクチン接種に関連づけて、金銭や個人情報を騙し取ろうとする「ワクチン詐欺」が発生しているようです。

ワクチン詐欺の手口

(※携帯電話にメッセージか電話がかかってくる)

<事例1>

「ワクチン接種の優先順位を上げることができます。費用は10万円です。2週間以内にお金を振り込めば接種日をお知らせします。」とスマホにメッセージがきた

<事例2>

「高齢者で基礎疾患がある人は特別に早くワクチンを受けられます」と省庁の担当者を名乗る人物から勧誘する電話がかかってきた

<事例3>

「余ったワクチンを案内しています。新薬のため費用は50万円かかります。」とワクチン関連団体を名乗る者から電話がかかってきた

<事例4>

「もうすぐ政府に承認される中国製のワクチンを有料で受けませんか」などと省庁の職員を名乗る人物から電話勧誘があった

<事例5>

携帯電話にかかってきた電話で「ワクチンに関することでお金がかかる」と言われ、口座番号・電話番号・名前を聞き出そうとしてきた

※上記は国民生活センターの資料に基づく

連絡が来た人の個人情報を詳しく知っているという例も見られます。

しかし、ワクチンに関してお金を払うように勧誘されても払ってはいけません。

ワクチンの接種は無料、電話やメールで個人情報を聞き出すことはない、とのことなのでご注意下さい。