HPの警告文が消えない…架空料金請求詐欺で14万円の被害
2021.04.25のニュース記事
男性がインターネットサイトを閲覧していたところ、突然アラーム音が鳴り、画面上に警告文が現れ、消そうとしても消えなくなったということです。
警告文には電話番号が記載されていて、男性がその番号に電話したところ、サポートセンターを名乗る女から「警告文を消すために、コンビニの電子マネーカードを購入してその裏に書かれている番号を教えてください」などと言われました。
その日のうちに男性はコンビニエンスストアで3万円分ほどの電子マネーのカードを複数回購入し、女性に記載されている番号を伝えてしまい、合わせて14万円の被害に遭いました。
25日になって、男性から話を聞いた家族が不審に思い、警察に通報したということです。
警察は、「インターネットで警告文などが出て電話させようとする手口は詐欺であり、安易に電話せず、周囲の人や警察に相談してほしい」と呼びかけています。
架空請求詐欺事件の一つのパターンが上記ニュース記事で報道されています。
①サイト閲覧中に「警告文」が表示されて消えない
②「警告文」には連絡先が記載されている
③連絡先に電話するとサポートセンターにつながる
④女性が出てコンビニで「電子マネー」を買うように指示される
⑤電子マネーの番号をサポートセンターの女性に伝える(※ここでお金を取られる)
詐欺グループのイメージとしては一部(結婚詐欺や恋愛詐欺・交際クラブ詐欺)以外は男性が主犯・実行というイメージでしたが、ニュース記事の「架空請求詐欺」事件での被害者への指示役は女性だったみたいですね。
確かにオペレーターは女性は向いている感じがしますし、女性の方が怪しさや警戒感を生みにくいですから適しているのかもしれませんが個人的には少々意外な感じがします。
近年の手口では口座への入金ではなくコンビニで電子マネーを買わせる手口が多くなってきているようです。